今日紹介したいのは Big time という表現です。
You owe me big time.
と言われたら、どういう意味か分かりますか?
Big time というのは「大いに」というような意味のスラングです。
つまり You owe me big time. というのは、
「あなたは私に大いに借りがある」という意味になります。
・・?それってどういうシチュエーションで言うセリフ?っていう
感じかと思うので、会話形式でいくつか例をみていきましょう!
(げー!お母さんに電話しなきゃいけないのに携帯忘れてきた!一瞬携帯借りていい?連絡いれなかったら殺される~)
(うんいいよ~)
(ありがと~超助かる!)
(でもこの借りは返してもらうからね)
こんな感じです。
「この恩は返してもらうからね」でも同じニュアンスですね。
アメリカンジョークってやつでしょうか。
こういう冗談めかしたやり取りはよく聞く気がします。
「大いに」というとちょっと硬くて日本語の会話ではそんなに使いませんが、
何かの程度がとても高い、という意味でよく使われる、くだけた会話表現です。
使い方としては、基本的に文の最後に持ってきます。
一区切りあってから Big time! とだけ付け加えるのもよくある使い方です。
(最近ブラッドがケチケチしてるなーって思った人いない?)
(あ、それすごい思った!最近すごいケチになった)
(何か大きいことのためにお金貯めてるのかもね)
ここでは「ほんとにそうだよね!」「すごいケチケチしてるよね!」というようなニュアンスで使われています。
(クリスのパパママがあんなに野球好きだとは知らなかった。もうその話しかしないじゃん)
(そうなんだ。かなり入れ込んでるよ。)
こういう感じで、人が何かに「すごく」はまっているとか、こだわりが「すごく」強いとか、何かの「大」ファンであることなどについてもよくこの表現が使われます。
(このゲームあたし圧勝じゃん!)
(まあ前回は俺が勝ったけどね。覚えてる?圧勝だったし。)
(何言ってんの?このゲームであたしに勝ったことないじゃん!)
この例で言うと、I beat you big time last time we played. という風に文の中に入れ込むこともできます。
こういう例を見ても分かるように、何について言ってるのかによって
色んな訳し方ができる言葉ですね。
人の性質(ケチ、野球好きなど)とか、
行動(勝ち負け、借りがあるなど)について使われることも多いです。
Big time! マスターできたでしょうか?
ぜひ使ってみてください!
それでは今日はこのへんで!