Big time!ってどういう意味?

 

今日紹介したいのは Big time という表現です。

 

You owe me big time.

と言われたら、どういう意味か分かりますか?

 

Big time というのは「大いに」というような意味のスラングです。

つまり You owe me big time. というのは、
「あなたは私に大いに借りがある」という意味になります。

 

・・?それってどういうシチュエーションで言うセリフ?っていう

感じかと思うので、会話形式でいくつか例をみていきましょう!


Jenna
Oh shoot! I’m supposed to call my mom but I forgot to bring my phone! Can I borrow your phone real quick? She’s gonna kill me if I don’t check in.
(げー!お母さんに電話しなきゃいけないのに携帯忘れてきた!一瞬携帯借りていい?連絡いれなかったら殺される~)
Ann
Yeah yeah, go ahead.
(うんいいよ~)
Jenna
Thanks! You’re a life saver!
(ありがと~超助かる!)
Ann
You owe me big time though.
(でもこの借りは返してもらうからね)

こんな感じです。

「この恩は返してもらうからね」でも同じニュアンスですね。

アメリカンジョークってやつでしょうか。

こういう冗談めかしたやり取りはよく聞く気がします。

 

 

「大いに」というとちょっと硬くて日本語の会話ではそんなに使いませんが、

何かの程度がとても高い、という意味でよく使われる、くだけた会話表現です。

 

 

使い方としては、基本的に文の最後に持ってきます。

一区切りあってから Big time! とだけ付け加えるのもよくある使い方です。


April
Has anyone noticed Brad being a little stingy lately?
(最近ブラッドがケチケチしてるなーって思った人いない?)
Tim
Oh yeah, big time! He’s become such a cheap skate.
(あ、それすごい思った!最近すごいケチになった)
Ann
Maybe he’s saving up for something big.
(何か大きいことのためにお金貯めてるのかもね)

ここでは「ほんとにそうだよね!」「すごいケチケチしてるよね!」というようなニュアンスで使われています。

 

 

Jenna
I didn’t know your parents were so into baseball. I mean, that’s all they ever talk about.
(クリスのパパママがあんなに野球好きだとは知らなかった。もうその話しかしないじゃん)
Chris
They are. Big time. 
(そうなんだ。かなり入れ込んでるよ。)

こういう感じで、人が何かに「すごく」はまっているとか、こだわりが「すごく」強いとか、何かの「大」ファンであることなどについてもよくこの表現が使われます。


 

Jenna
I beat you so bad in this game!
(このゲームあたし圧勝じゃん!)
Chris
Well, last time I beat you though, remember? Big time. 
(まあ前回は俺が勝ったけどね。覚えてる?圧勝だったし。)
Jenna
What are you talking about? You never beat me in this game!
(何言ってんの?このゲームであたしに勝ったことないじゃん!)

この例で言うと、I beat you big time last time we played. という風に文の中に入れ込むこともできます。

こういう例を見ても分かるように、何について言ってるのかによって

色んな訳し方ができる言葉ですね。

 

人の性質(ケチ、野球好きなど)とか、

行動(勝ち負け、借りがあるなど)について使われることも多いです。

 

Big time! マスターできたでしょうか?

ぜひ使ってみてください!

 

それでは今日はこのへんで!

 

 

 

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