中学生の時、英検の面接で聞かれたことが分かんなかったら
「パードゥン??」
と聞き返すように指導されました。
その響きがなんか面白くて、みんなでパードゥン?って言い合ってはゲラゲラ笑ってた思い出があります。これがどうやら全国的によくある指導みたいで、聞き返すのにPardon?を使うのを日本でよく見ます。
でもこのPardon?、または Pardon me?、
(少なくともアメリカ西海岸では)
実はあんまり使いません!
(イギリス語圏では使うらしいです)
もちろん使うこともあるけど、使用頻度でいうと、けっこう下の方かも・・じゃあ何を主に使ってるの?!
以下にいくつか紹介していきます!
※アメリカでPardonを使うと変、ということは絶対にありませんので、「もうPardonで言い慣れてるからこのままいく!」という人は貫いてください!
目次
I’m sorry?
これは「ごめんなさい」って習いましたよね!でも語尾をあげて質問っぽくすると、「え?」と聞き返す意味になるんです。割と丁寧な響きになるので、親しくない相手でも使用OK。レストランやホテルなどでお店の人の言ったことが分からなかった時にもばっちりの表現です。
単にSorry?でもオッケーです。
Excuse me?
これも「すみません」と習いましたが、語尾をあげて「え?今何て言ったんですか」になります。I’m sorry?と同じく丁寧な響きですのでどんな相手にも使うことができます。
Excuse me? は表情やトーン次第では何か気に障ることとか失礼なことを言われた時の「今なんつった?」にもなるので、しかめっ面で言わないように気を付けましょう。
What was that?/ What’s that?
こちらはけっこうくだけた表現で、知り合い同士で使うことが多いかもしれません。直訳すると「あれはなんでしたか?」または「あれは何ですか?」になりますよね。これが実はアメリカではよく聞く、「え?今なんて言った?」の表現です。
Say again?
「もう一度言って」で直球ですね。Can you say that again? を短くした感じの表現です。頼む感じで言うのではなくて、あくまでも語尾をあげて質問っぽく言うのがポイントです。語尾をあげないで言ってしまうと「もう一回言ってみなさい」と命令してるっぽくなってしまいます。丁寧な感じではそんなにないので、知り合い同士で使うのがいいかもしれません。
I’m sorry? や Excuse me? ほどではありませんがよく聞くこなれ表現です。
これに近いやつで、Come again? というのもありますが、これは実際言ってる人をあんまり聞いたことがありません。
Could you repeat that?
「今の繰り返してもらえますか?」Can you repeat that?と言っても同じですが、Could にすることでより丁寧な表現になります。Can でも Could でも十分丁寧なので知らない人にも使うことができます。
これのバリエーションとしてさらっと紹介しますが、
Could you say that again?
Could you say that one more time?
というのも丁寧な響きでいいと思います。
What did you say?
「なんて言ったんですか?」これも直球ですね。ゆっくり丁寧にWhat..Did…You…Say?と言うと、ブチギレてるように聞こえてしまう恐れがあるので、「ワディジュセイ?」とサラっと聞き返してくださいね。
ただ単に What? と言うのもありです。どちらもあまり丁寧なニュアンスではないので、知り合い・友達同士で使うのがいいかもしれません。
I didn’t catch that.
これもけっこう頻出のこなれた表現です。「言葉をキャッチできなかった(受け取れなかった)」というイメージですね。これはでも単独で使うというよりは、
I’m sorry, I didn’t catch that. Could you say that again?
(すいません、ちょっと今の聞こえなかったんですけどもう1回言ってもらえますか?)
というように使うことが多いように思います。
まとめると
いつ誰に使ってもおかしくないオールマイティは
I’m sorry? (または単にSorry?)
Excuse me?
お店の人や、電話の向こうのカスタマーサービスの人など、
知らない人とのやり取りでは
I’m sorry? (または単にSorry?)
Excuse me?
Could you repeat that?
この3つがこなれてておススメです。
とりあえずこの3大こなれ「え?」をマスターしましょう!
ちなみに丁寧な言い方も日本語の敬語ほど距離感がでる表現ではないので、親しい間柄では基本的にどれを使ってもオッケーです。逆に「知らない人には使わない」などと書いてあっても、別に使ったからってすごい失礼になるわけではないので、あまりとらわれずにどんどん色んな表現を使ってこなれてみましょう!
ではでは今日はこのへんで!