今日は、何気ない日常の一言で、「この人の英語こなれてるな」とか「けっこうペラペラだな」という印象を与える短いフレーズを紹介したいと思います。
1語~3語のほんとに短いフレーズで、しかも日常で使う機会が多いものに絞りました。早速どんどん見ていきましょう!
目次
- 1 Sure thing. 「いいよ!」
- 2 Will do. 「うん、やっとく」
- 3 Yeah, right. 「よく言うよ」
- 4 Nice! 「おーいいじゃん!」
- 5 Sweet! 「やったー!」
- 6
- 7 It’s all good. 「大丈夫だよ」
- 8 No worries. 「大丈夫だよ」
- 9 Got it. 「わかった」
- 10 What the heck? 「はぁ?!」
- 11 Let’s see. 「えーっと、ちょっと待ってね」
- 12 Not again. 「またかよ」
- 13 I bet. 「だろうね」
- 14 Nice try. 「そうはいかないよ」
- 15 Where to? 「で、どこ行くの?」
- 16 Says who? 「誰がそんなこと決めたの?」
- 17 まとめ
Sure thing. 「いいよ!」
何かを頼まれた時などの定番の答え Sure!(いいよ!)の代わりに使える Sure thing! というフレーズがあります。
意味は Sure とまったく同じ快諾の意味ですが、「いいとも!」というようなニュアンスで、若者というよりは中年以上の年齢層がよく使うイメージかもしれません。
(ちょっとこれ手伝ってくれない?)
(いいよ。)
※Give me a hand で「ちょっと手伝って」です。
(金曜日、ジョンを空港に迎えに行ってもらえないかな。)
(いいよ。)
Will do. 「うん、やっとく」
I will do it. を略したフレーズです。「〇〇やってね」と何かを頼まれた時などに、OK. などと言う代わりに言ってみてください。
(寝る時 電気 全部 消すの忘れないでね)
(わかった。)
(ご両親によろしく言ってね。)
(うん、伝えとく)
※Sure thing は「〇〇やってくれない?」に対して「やってあげるよ」というニュアンス、Will do は「〇〇やっといてね」に対しての「うん、やっとくよ」という微妙なニュアンスの違いがあります。
Yeah, right. 「よく言うよ」
皮肉っぽい表現の多いアメリカ文化ですが、これもその一つです。基本的に、同意できない内容に対して Yeah, right!(うん、そうだね)と反対のことをあえて言うことで、「何言ってんだか」というようなニュアンスになります。言い方がポイントなので、音声を聞いてくださいね。
(明日10時、遅れるなよ!)
(俺は遅れないよ。)
(はいはい。)
(クリスが言ってたけど、ファインディング・ニモ観て泣いたんだって?)
(そんなわけないだろ!)
他にも、「よく言うよ!」と言いたい時にもぴったりくるフレーズです。
Nice! 「おーいいじゃん!」
「おーいいじゃん!」とか「いいね~」といったニュアンスになります。たとえば何かで得をした話しとか、いいことがあったという話しに対して使います。
(見て、3ドルでこんなにたくさんイチゴ買えた!)
(おーすごい!)
(うちの親が新しい車買うから、今使ってるやつ俺がもらうんだ)
(おーいいね!)
Sweet! 「やったー!」
「やった!」「おーラッキー!」といったニュアンスで使います。
(やった!午後の授業休講になった。)
(あの入口のすぐ脇の駐車スペース、今車が出たよ。)
(おーやったー!)
It’s all good. 「大丈夫だよ」
All good (すべて良し)だよ、が直訳で、「ごめん~」と謝られた時の「大丈夫だよ」にもなるし、「怒ってる?」「壊れちゃったかな」など、何かが良くない状況になって気分を害してるんじゃないかと案じる相手に対して、「大丈夫だよ」「心配いらないよ」と伝える表現です。
(ジョンが昨日帰り遅くなるって電話してこなかったこと怒ってる?)
(ううん、全然怒ってないよ。)
( 昨日の夜は返信が遅くなってごめんね。携帯の電源がオフになってることに気づかなかったんだ。)
(大丈夫だよ。俺もしょっちゅうやるから。)
(もしかしてここ座ってた?)
(座ってたけど大丈夫だよ。窓際の席の方が好きだから。)
No worries. 「大丈夫だよ」
これも謝られた時に「大丈夫だよ」と返す表現です。Don’t worry about it. とほとんど同じニュアンスのフレーズになります。
(ミーテイング行けなくてごめん。)
(うん大丈夫。)
他にも、「これで大丈夫かな?」と案じている人に対しての「大丈夫だよ」にもなります。
(タオル持ってこなかった。)
(大丈夫。貸せるやつたくさんあるから。)
Got it. 「わかった」
Get it が「理解する」という意味のスラングです。誰かの説明などに対して Got it. と返すと「分かった。」という意味になります。
(ちょっと充電器借りていい?俺の携帯もう充電切れそう。)
(いいよ。その机の本の上のやつ。)
(分かった。ありがと。)
What the heck? 「はぁ?!」
「はぁ?」「何これ!」というような、軽い驚きや混乱、怒りなどを表す表現です。詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
→ https://konare-english.net/what-the-heck/
Let’s see. 「えーっと、ちょっと待ってね」
直訳は「一緒に見てみましょう」になりますが、「えーっと」と言いたい時に Ummm の代わりに使えるフレーズです。特に、自分のことではないことを聞かれた時に、「えーっと、ちょっと待ってね、確か・・」という感じのニュアンスです。
(今日ジェナって何時にバイト終わるか知ってる?)
(えーっと、今日は早番だって言ってたと思うから、4時じゃないかな。)
(ブラッドの誕生日に何あげればいいと思う?)
(えーっと、しばらく帽子にすごい凝ってたよね。今も帽子好きなのかな。)
(あー、そうだった。今も好きだと思う。)
Not again. 「またかよ」
「またかよ!」と言いたい時に使います。
(後ろのパトカーが停車するように言ってるよ)
(えぇ?またかよ!先週切符切られたばっかりなんだけど。)
(店長がジェナに怒ってるっぽいよ。)
(げー、またぁ?今回はなんだろ。)
I bet. 「だろうね」
「そうだろうと思うよ」と相手の言ったことに同意する表現です。I bet は直訳的には「賭ける」という意味で、「それが正しい方にお金を賭けたいぐらい強く同意する」ということになります。
(今日は一日中すごい疲れてる。)
(そりゃそうでしょ。昨日は忙しかったからね。)
I bet it is. I bet you are. などのように、I bet のあとに主語+動詞をつなげることもできます。
(先週ロスに行ったらセリーナ・ゴメスがいて、ジェナが大騒ぎしてたんだ)
(だろうね。大ファンだもんね。)
Nice try. 「そうはいかないよ」
誰かがこっそり何かをしようとしたのを見つけて一言、Nice try. と言ってみてください。「そうはいかないよ」というような意味になる表現です。
(今あたしが見てない間にあたしのアイス食べようとした?そうはいかないよ。)
(飲酒運転の事聞いたよ。そんな無責任なことばっかりしてちゃダメよ。)
(うん、分かってる。金曜日以来飲んでないし、今朝はジムにも行ったんだ。テサの家のすぐ隣のジム行ったことある?すごいいいよ。)
(話題変えようとしてる?そうはいかないよ。)
Where to? 「で、どこ行くの?」
Where are you going?(どこに行くの?)という意味のフレーズです。相手が「〇〇に行くんだ」と言ったけど、具体的にどの場所に行くのかはっきり言わなかった時のフォローアップ質問として使われることが多いです。
(来月休暇取って旅行行くんだ。)
(へー、どこに?)
もう一つのパターンは、車に乗って一緒に出掛ける際、運転手である自分が行先が分からない時に「で、どこ行くの?」という場合です。
(昼ご飯食べに行こう。)
(オッケー。あたし運転する。)
ーGet in the car 車に乗りこむー
(で、どこ行く?)
このフレーズを一番多く使うのはタクシーの運転手さんかもしれません。
つまり、どこかに行くことは分かってるんだけど、具体的な行先が分からない時に「で、どこに?」と聞くニュアンスです。
Says who? 「誰がそんなこと決めたの?」
「そんなこと誰が言ったの?」とか「誰がそんなこと決めたの?」というニュアンスのフレーズで、たとえば「それはしちゃダメなんだよ」などと言われて納得がいかない時に言うことができます。
(ゴールドとシルバーのアクセを一緒につけちゃダメなんだよ。)
(誰がそんなこと決めたのよ。あたしはあたしがしたいようにするから。)
まとめ
短いフレーズほど、微妙なニュアンスをしっかりつかんで使いこなしたいですよね!実際に使われている状況を観察して感覚をつかんでみてください。
今日紹介したものは、使えば「お?なかなかこなれた英語話すな。」と一目置かれると思うので、ぜひ使ってみてください!
ではでは今日はこのへんで!