今日の話題は「ゴキブリ」・・ではありません。
「大きい」「デカい」の英語といえば Big ですが、
「部屋にでっかいゴキブリが出た・・・!!!!」の英語が
There was a big cockroach in my room! では事態の重みを現しきれない!
そんなジレンマを解消すべく、「大きい」という意味の色んな英語を集めてみました。
目次
Huge
普通に「大きい」より「超デカい」というニュアンス。
これは単に物質的な大きさだけじゃなくて、物事の重みについても使われます。
I’ve got a huge problem.
(重大な問題があるの)
Developing a habit of daily exercise was a huge part of my weight loss.
(毎日運動する習慣をつけたことはダイエットのためにすごく大きかったです)
I’ve made a huge mistake.
(重大な過ちをおかしてしまった)
Giant
「巨人」という名詞でもありますが、形容詞で使うと「バカでかい」というようなニュアンス。
(マジかーー!!)
Gigantic
「巨大な」です。
(そのゴキブリがほんとにデカくて、ほとんど俺の手と変わらないぐらいのサイズ感だった)
(それは話し盛ってるよな)
Enormous
これも「巨大な」。文章でも使われます。
(そしたらその巨大ゴキブリがゆっくり俺に向かって歩いてきたんだよ!!)
(面白くなってきたぞ)
Ginormous
Giant と Enormous を合体させた造語です。ちょっと子どもっぽい感じの表現です。「ウルトラでっかい」みたいなイメージでしょうか。
(そのゴキブリがどんどん近づいてきたんだけど、信じられないぐらいデカかったんだよ)
(殺したの?殺したの?)
Monster
「怪物」のようにデカい。モンスター級のデカさ。冗談ぽい感じの表現です。
(マジでモンスター級のゴキブリだった)
(殺したんだよな?)
Massive
「どデカい」というようなニュアンスですが、文章にも使われます。大人が使ってもおかしくない、大げさな「大きい」の言い方。
(いや、そのどデカいゴキブリをどうにか瓶に閉じ込めたんだ。ペットにしようかと思ってる。)
(冗談だよな?)
Humongous
これは文章ではあまり使われません。会話で「どデカい」と強調する時の言葉という感じです。
(この超デカいゴキブリちょっと見てみてくれよ)
(!!!!瓶に閉じ込めたって言ったの冗談だと思った。。)
Major
これはゴキブリのような物質的な大きさには使えないんですが、状態とか物事の大きさ・重大さを現すのに会話でよく使われる言葉です。メジャーとマイナーでペアみたいな感じで使われます。
たとえばよく使うものとしてはこんなものがあります。
Major injury は大ケガ、Minor injury は小さいケガ
Major accident は大事故、Minor accident は軽い事故
Major problem は大問題、Minor problem は小さい問題
Major improvement は大改良、Minor improvement は小さな改良
また、「異性を好きになる」ことを Have a crush on someone という言い方をするんですが、
She has a major crush on him. という風にここでも Major が使われたりします。
Look at the size of that thing!
これは「見てあれ、でっかいね!」という意味のイディオムです。直訳すると「あの物のサイズを見てみろ!」ですね。Thing のところに具体的な物の名前を入れることもできます。
Look at the size of that truck!
(見てあのトラック、超でかいね!)
Look at the size of this apple!
(見てこのリンゴ、超でかくない?)
まとめ
ゴキブリはほんとに嫌ですね!東京に住んでた時はしょっちゅう遭遇していました。北海道は寒すぎてゴキブリがいないと聞いたことがあります。私は日本にいる時は岩手に住んでてけっこう寒いんですが、確かにゴキブリ見てない気がする・・。クモとか他の昆虫類も、冬は一気に姿を消します。虫が苦手な人は雪国においでよ!
それはいいとして、英語の色んな「大きい」を使い分けて楽しんでみてください!
それでは今日はこのへんで!