「こんなこと言ったら怒るかな?」「言いにくいけどこれ言わなきゃ・・」などなど、言いにくいメッセージを伝えなきゃいけない時ってありますよね。
「余計なお世話かもしれないけど」「なんでもないとは思うんだけど」「怒らないで聞いてほしいんだけど」などなど、少しでも雰囲気をやわらげるための英語フレーズを紹介していきます。
目次
- 1 I hope I’m not crossing the line.
- 2 Don’t take this the wrong way.
- 3 I’m sure it’s nothing but……
- 4 I don’t mean to pry but….
- 5 It’s none of my business but…
- 6 It’s nothing personal but…
- 7 I couldn’t help but notice
- 8 I happened to overhear that…
- 9 I hate to tell you this but…
- 10 It’s not a big deal at all but …..
- 11 Between you and me,
- 12 To be completely honest with you,
- 13 まとめ
I hope I’m not crossing the line.
Cross the line が「一線を越える」で、個人的なことに口出ししたり、センシティブなことに「土足で踏み込む」といったイメージのフレーズです。
I hope I’m not crossing the line と言うと、「こんなこと言って失礼にならないといいんだけど」というようなニュアンスになります。
(最近気分が沈んでて、前は大好きだったことにも興味が出ないんだ)
(カウンセリングとか考えてみた?こんなこと言って失礼にならないといいんだけど。)
(口出しするのもなんだけど、優先順位を整理した方がいいような気がするよ。)
(うん、その通りだと思う。)
Don’t take this the wrong way.
「間違った意味に取らないでほしいんだけど」という意味で、「怒らないでね」「誤解しないでほしいんだけど」というニュアンスの前置きフレーズです。
(あのさジェナ、怒らないでほしいんだけど、バイトもう一つ増やすのやめた方がいいんじゃないかな)
(大変すぎると思う?)
(もう十分忙しくしてると思うんだよね)
(分かってるんだけどさ、できるかどうかやってみたいんだ。)
I’m sure it’s nothing but……
ちょっと気になることや引っかかることを伝えたいけど、センシティブな内容の時、「なんでもないとは思うけど」と前置きするフレーズです。
(テサ、なんでもないとは思うけど、ノアの腕にあざがあるよ。)
(あー、そうなの。今朝妹とおもちゃの取り合いになってつねられたの。)
※NoahはTessaの息子。
(クリス、顔色悪いけど大丈夫?)
(え、ほんと?大丈夫だけど。)
(なんでもないとは思うけど、一応耳に入れとこうと思って。)
他にも、I’m sure it’s all under control but(ちゃんと管理されてるとは思うけど)、
I’m sure it’s fine but(大丈夫だとは思うけど)というのも同じニュアンスになります。
I don’t mean to pry but….
Pry というのが「詮索する」という意味なので、「詮索するつもりじゃないんだけど」という前置きフレーズです。「余計なお世話と思われるかな」と思ったら使ってみてください。
(詮索するわけじゃないんだけど、最近奥さんとどうなの?)
(すごいいい感じだよ。大変なところも通ったけど、今はとってもいい関係になってる。
It’s none of my business but…
It’s none of your business と言うと「余計なお世話だよ」「あんたには関係ないでしょ」という意味となるフレーズです。It’s none of my business, と話し始めると、「私が言うことでもないんだけどさ」と遠慮がちなニュアンスになります。
(お節介かもしれないけど、寝てた方がいいんじゃないの?今日病欠したんでしょ?)
(うん分かってる。一つだけ終わらせたいんだよ。)
It’s nothing personal but…
It’s not personal というのもとてもよく聞くフレーズで、「個人的な恨みとか怒りから言ってるんじゃないよ」とか「あなたを怒らせるために言うんじゃなくて、事実として指摘したいんだけど」というような意味になります。Don’t take this personal という言い方もよく使われます。
(何も個人的なことじゃないんだけど、エリックってちょっと攻撃的なんじゃないかな。)
(なんで?何してた?)
(公園で他の子たちを押したりしてたんだよね。)
(もーまったく。話しておく。)
I couldn’t help but notice
I couldn’t help it で「どうしても〇〇しちゃう」というような意味なので、「気づく」と合わせて「ちょっと気づいちゃったんだけど」「目(耳)に入っちゃったんだけど」というようなニュアンスのフレーズになります。
(ねえ、ちょっと気づいたんだけど、今日は集中が切れてるよね。何か話したい事ある?)
(ああ、いや、おじいちゃんが亡くなったって知らせが入ったんだ。)
(それはつらいね。)
I happened to overhear that…
I happened to〇〇で、「偶然〇〇した」、Overhear が「聞こえちゃった」という意味なので、「ちょっと聞こえちゃったんだけどさ」というフレーズです。
たまたま耳に入ってしまった、ちょっと気まずい話題について話す時に使います。「別に聞き耳立ててたわけじゃないよ」というところを強調する表現です。
(従業員を解雇するっていう話しをちょっと耳にはさんだんですけど、本当ですか?)
(まだ何も決まってはいないよ)
I hate to tell you this but…
「これを言うことがすごく嫌だ」→「すごく言いにくいんだけど」という意味になります。
(すごく言いにくいんだけど、雨で試合が中止になったよ。)
It’s not a big deal at all but …..
Big deal が「大ごと」という意味なので、「全然大したことじゃないんだけど」という意味の前置きになります。
☆この表現は Big deal の記事でも紹介してるのでそちらも合わせて読んでみてくださいね。
→https://konare-english.net/big-deal/
(全然大したことじゃないんだけど、俺のラップトップ使った?)
(うん、ごめん。聞くつもりだったんだけど。自分の学校に忘れちゃって。)
(別にいいよ。お前のアカウントのままになってたから、一瞬混乱しただけ)
(あーごめん。次回はちゃんとログアウトするね。)
Between you and me,
「私とあなたの間では」が直訳ですが、「ここだけの話し」という意味になります。「あなただから言うけど」「他の人には言わないでね」というニュアンスです。言いにくい話しというよりは、正直な話し、という感じです。
(来週末ディズニーランド行くんだって?楽しいだろうね!)
(いやー正直言うとさ、僕はディズニーランド嫌いなんだよね。でも子供たちがせがむからさ。)
(いいパパじゃん!)
To be completely honest with you,
「完全に正直に言うと」で、これも「正直な話し」という意味の前置きになります。With you が入ることで、「あなた相手だから本音を言うけど」「ここだけの話しにしてね」というというニュアンスが加わります。
(仕事の研修はうまくいってる?)
(正直言うと、あんまり意味ない感じ。他の支店から移ってきただけだからもう全部分かってるんだよね。)
まとめ
英語はストレートな表現が多いと思われがちですが、
こういう気まずさをやわらげるような表現もけっこう豊富です。
こういう一言を付け加えるだけで、印象が全然違いますよね。
相手の反応もこういうことを言うかどうかで違ってくると思うので、
ぜひ今日紹介した表現をマスターして使ってみてください!
それでは今日はこのへんで!
こんにちは。
ワクワクしながら見ています。
とても勉強になります。
出会えてうれしいです。
コメントありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。