「ダメに決まってる」と弱気になって、「やっても無駄なんじゃないか」なんて思っちゃってる人に対して、なんて言葉をかけますか?
「やってみなきゃ分かんないじゃん!」「ダメ元でやってみたら?」「物は試しだよ」などなど、日本語でも色んな言い方がありますね。
英語でも会話でよく聞くものが10通りほどあったので紹介していきます!
目次
It doesn’t hurt to try.
Hurt というのは体や気持ちが傷つくという意味もある言葉ですが、ここでは「不利益になる」というようなニュアンスで使われてます。「試してみること自体には害はないよ」というような感じです。
(雇ってもらえるか分かんないよ)
(損にはならないんだしやってみなよ)
It doesn’t hurt to ask.(ダメ元で聞いてみたら?)という言い方もとてもよく聞かれます。
It couldn’t hurt.
これも似てますが to try の部分を省略してますね。そして Couldn’t と過去形になってるのは、「試してみたとしても」という仮定的な要素が含まれているからです。
(もう1回電話した方がいいのかな。前回電話した時はちょっと気まずかったんだよね。)
(ダメ元で電話してみなよ!)
There’s nothing to lose.
「失うものは何もないよ」です。
(携帯にこのアプリ入れようか迷ってるんだよね)
(入れればいいじゃん。損にはならないんだし)
What is there to lose?
「失うものは何もない」のアレンジ形ともいえる表現で、「失うものなんて何かある?(→ない)」という逆説的な問いかけです。
(行きたい学校が10校あるんだけど、全部に応募したらいいかな。)
(やってみなよ!失うものは何もないよ!)
There’s no harm in trying.
これも It doesn’t hurt to try とまったく同じ意味の表現ですが、Hurt という動詞が Harm という名詞に置き換えられてることで、文法的にいくつかマイナーチェンジをしただけ、という感じです。
(今テスト受けても受かるか分かんないけど、年に1回しかチャンスないんだ。今年受けてみたらいいと思う?)
(ダメ元で受けてみなよ)
There’s nothing wrong with asking.
「聞く(または頼む)こと自体に何も間違ったことはない」という意味です。
(これ不良品だと思うんだけど、レシートなしでも返金してくれると思う?)
(ダメ元で聞いてみなよ)
You never know.
これも会話でとってもよく聞く表現です。「(やってみないと)分からないもんだよ」という意味です。
(ダメって言われる気がする)
(聞いてみなきゃ分かんないよ)
You never know what’s gonna happen.
(何が起こるか分からないよ)
You never know what he’ll say.
(相手が何て言うか分からないよ)
という風に続ける言い方もとてもよく使います。
You don’t know that.
これは「ダメに決まってる」と決めつけてる相手に対して「そうなるとは分からないでしょ」とちょっとたしなめるようなニュアンスの表現です。
(俺なんかを雇いたいはずないよね。もっとこの業界の経験が長い人を雇いたいんだよ)
(そんなのわかんないじゃん。やってみなって)
There’s only one way to find out.
「でも〇〇だったらどうしよう、△△だったらどうしよう」と迷いまくる人に対して、「その答えを見つける(Find out)には一つの方法しか(Only one way)ないよ」という意味で、「やってみないと分かんないよ」「とにかくやってみなよ!」と訳せる表現です。
(お父さんに聞くのやだな。留学に行くこと許してくれると思う?)
(聞いてみないことには分かんないね)
You may be surprised.
これも悪い結果を恐れて一歩踏み出せない人に、「(やってみたら良い結果が出て)驚くかもしれないよ」と励ます表現です。
(これ食べようかどうか迷ってるんだ。辛いの苦手なんだよね。)
(食べたらおいしいかもよ。俺も普段苦手だけど食べてみたらおいしかったし)
まとめ
私は超ネガティブ人間で、夫は超ポジティブ人間なので、このやり取り夫婦でしょっちゅうしています。優柔不断な私と一緒にいるせいで、ここで紹介した表現が夫の口癖ランキングの上位にランクインしているかも・・。
しっかりマスターして、あなたの周りのネガティブ人間の背中を押してあげてください!
ではでは今日はこのへんで!