絶対に使ってはいけない英単語?! Swear words の実際のところ詳しく説明します。

 

F*ck! や Sh*t! などの Swear words と呼ばれるワード、なんだか使ったらダメみたいな雰囲気もあるけどめっちゃ使ってる人もいるし、ほんとの所どうなの⁈ と思っている人はいませんか?

実はこの Swear words、一応タブーである割にはものすごく便利に多用されていますし、それにまつわるボキャブラリーも膨大で、英語文化の大きな一部分でもあるんです。

ただ日本語にはまったく存在しないカテゴリーのワード達なので、日本人にとっては、それを使うとどのぐらいヤバい感じになるのか、それともそこまでヤバくないのか、つかみにくい所があると思います。

そこで今日は、そもそも Swear words とは何なのか、どれが Swear word なのか、どう使われているのか、代用語はあるのか、そのへんのことを紹介していきます!

状況や相手、使い方を誤るととんでもなく気まずいことになる可能性もあるので、自分が使うためというよりは、人が使った時に意味やニュアンスを理解するためと思って読んでいただけたらうれしいです^^

 

☆Swear wordsの種類や用法が思ったより多すぎてとんでもなく長い記事になってしまいそうなので、3回シリーズに分けることにしました!第1回目は「そもそもSwear wordsって?」編です。

そもそも Swear wordsって?

Swear wordsというのは、英語の単語の中で社会的に広く「非常に下品」であるとか「低俗」「卑猥」であるという風に認識されて、一定の条件下ではタブーになりうるいくつかの単語のことです。4文字のワードが多いので「Four-letter words」と呼ばれたり、「Cuss words」とも呼ばれます。

Swear wordとして使われる時には、もともとの単語の意味を失って、ただ強調するためや感情を表すために挿入されるだけになります。

 

基本的なルールとして、

「公の場ではふさわしくない」

たとえばビジネスや教育の場ではふさわしくないですし、大勢の人を相手に話す時などにも基本的にはタブーとなっています。アメリカでは、無料で見れるテレビ放送の日中の時間帯では放送禁止用語となっています。

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「子どもが使う、または子どもの聞こえるところで使うのはふさわしくない」

普段からよくSwear wordsを使う人でも、基本的には子供のいる状況では使うのを控えることが多いです。

自分の子どもの周りでSwear wordを使うかどうかについては個人の感覚の違いが大きいと思いますが、子どもにそういう言葉を聞かせたくないと思っている親もけっこういるので、良識ある人なら、たとえばお店やレストランなど子どもがいるかもしれない公共の場所ではなるべく使わないのがマナーかと思います。

また、アメリカで公開される映画にはすべて、RとかPGとかのレートがついていますが、このレートが決まる一つの要素がSwear wordがどのぐらい使われているか、になっています。これも子どもが見るには教育上ふさわしくない要素と考えられているからです。

どういう状況なら使ってオッケーなの?

では、どういう状況ならタブーではないのか?というと、

基本的には、周りに子どもがいない状況においては、知り合いの大人同士で、お互いにSwear wordsを使うことに抵抗がないことが分かっている間柄ではセーフだと思います。

大人でもそういう言葉を使うのに強い抵抗感のある人も少なからずいるので、知り合って間もない相手の場合などは、とりあえずは様子を見てみましょう。

たくさん使う人、基本的には代用語を使うけどたまにSwear wordを使う人、100%代用語を使う人、など色んな人がいると思うので、相手に合わせて気持ち良く会話ができるようにしたらいいのではないでしょうか。

ちなみに保守的な人や熱心なクリスチャンなど宗教的な人の中には、大人同士でもまったく使わない人が多くいます。教会やモスクなど宗教的な場では場違いな話し方になる可能性が高いので、使わない方が得策かと思われます。

ただ、信念に基づいてまったくそういう言葉を使わないなら別ですが、そういう訳ではないのにいつもいつも代用語しか使わないでいると、子どもっぽい印象になってしまうことがあります。

「絶対ナメられちゃダメだ!」というようなサバイバル的状況(?)に陥った際には、もしかしたらここぞという時に使ってみてもいいのかもしれませんね。

 

でも、別にSwear wordを使わないと会話に支障が出るわけではないので、無理にわざわざ使おうとする必要はまったくないです。私も夫も個人的にはまったく使わない派です。ただ英語圏で生活していたり映画などを見ていると必ず耳にすることがあるので、意味やニュアンスを理解しておくことは必要かと思います。

 

Swearing に関するボキャブラリー

 

Swear wordsを使うことはアメリカ英語では
Swearing / Cussing / Cursing などと表現します。

 

また Profanity というのも Swear words を指す少しかしこまった単語です。
All this profanity is completely unnecessary!
(こんなに下品な言葉を使う必要はまったくありません!)
などと言うと学校の先生風ですね。

 

単に Language と言うこともあり、映画や歌の感想を聞いた相手が
「Too much language」と言ったら、
Swear wordがたくさん出てきすぎてあまり好きじゃない、という意味です。

 

感情がこもってきちゃってSwear wordを使ってしまった前後に、
Please excuse my language.
(ごめん、悪いけどSwear word使わしてもらうわ)と言ったりもします。

※さらに口語的な表現で Pardon my French. (フランス語使ってごめん)というアメリカン・ジョーク的な言い方をすることもあります。

 

子どもやティーンエイジャーなどがSwear wordを使った時や、ふさわしくない場で誰かが使った時などに「そんな汚い言葉使わないの」と注意する表現として
Watch your language.
Watch your mouth.

または単に Language. と言うことがあります。

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Swear wordsを多用する人のことは
He has a foul mouth.
(あの人口悪いよね)と言ったりします。

おばちゃん世代などは、Swear wordをたくさん使う若者について
That girl has such a potty-mouth!
などと言うこともあります。Potty とは幼児語で「トイレ」や「おまる」を指す言葉で、言葉遣いが「汚い」ことを表しています。

 

Swear wordを使って誰かに対して面と向かって悪口をまくしたてることを
Cuss (someone) out  と言い、

I got cussed out by a total stranger!

(全然知らない人に怒鳴られた!)
という風に使います。

 

まとめ

これで大体 Swear words が何なのかということについてはカバーできたかな?と思います。

汚い言葉を使う人もいる、ということにとどまらず、文化の一部とも言える Swearing。Swear wordsを取り巻く状況もあわせて学んでいくと、英語文化への理解がぐっと深まると思いますよ!

 

次回は、実際の Swear words の意味や使われ方を一つ一つ詳しく解説していきます!

それでは今日はこのへんで!

 

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