日常生活のケガ、英語で表せますか?

今回のテーマは、「ケガ」です。

ケガといっても大ケガではなくて、あざや擦り傷などの日常的なケガ、英語で何て言うか知ってますか?

まとめて色々紹介していきます!

 

切り傷

小さな切り傷のことは、名詞で Cut と呼びます。

動詞として

April
I cut my finger.

と言うこともできますが、「指を切り落とした」などの大けがも含まれてしまう表現になってしまうので、「小さい切り傷を作った」という意味であることをはっきりさせたいなら、

April
 I got a cut on my finger. 

という風に、get などの動詞と組み合わせて名詞形で表します。

 

擦り傷

転んでひざをすりむいた時などは、

Jenna
I scraped my knee.

と言います。また

Jenna
 I got a little scrape on my elbow.

というように名詞として使うこともできます。

切り傷と擦り傷を合わせて Cuts and scrapes という表現もよく使います。

John
A few cuts and scrapes are not going to kill you.
(ちょっとの切り傷すり傷ぐらいじゃ死なないよ。)

 

ちなみに「かさぶた」のことは Scab と呼び、

Tessa
Don’t pick the scab!
(かさぶたむいちゃダメ!)

 

Tim
You can take off your band-aid now because it’s all scabbed over.
(もうちゃんとかさぶたになってるからバンドエイド取って大丈夫だよ。)

などという風に使います。

 

鼻血

鼻血のことを Nose bleedと呼び、

Jenna
Oh my gosh, your nose is bleeding!
(大変、鼻血出てるよ!)

と「鼻から出血してる」という風に使います。

 

やけど

やけどは Burn という名詞、または I burned my finger. というように「やけどする」という動詞としても使うことができます。

Brad
Ouch! I burned my finger a little bit.
(いて!ちょっと指やけどしちゃった。)
Tim
Are you OK? Make sure you cool it with running water for a couple minutes.
(大丈夫?何分か流水で冷やした方がいいよ。)

※「流水」のことを「running water」と言います。

 

あざ

あざのことは Bruise と言います。発音の注意として、「ブルー」よりも「ブルー」に近いことを意識すると伝わりやすくなります。

Jenna
You have a big bruise on your arm. What happened?
(腕に大きいあざができてるじゃん。どうしたの?)

というように名詞として使うこともできるし、

Ann
Looks like it’s starting to bruise where you banged your arm yesterday.
(昨日ぶつけた腕の所、あざになり始めてるみたいよ。)

というように「あざになる」という動詞として使うこともできます。

 

骨折

骨を折ることは、「壊れる」意味の Break を使って表します。Breakのあとに、骨折した体の部位を続けます。

Tessa
My mom broke her hip last week.
(先週うちの母が腰の骨を折っちゃったの。)

 

Tim
Have you ever broken any bones?
(骨折したことある?)
April
I broke my arm when I was in 5th grade.
(5年生の時に腕を骨折したよ。)

 

ちなみに、腕などを骨折して三角巾やサポーターで吊るもののことを Sling、 松葉杖のことを Crutches と呼びます。

Ann
I saw Brad with his arm in a sling. Did he break his arm?
(ブラッドが腕を三角巾で吊ってるの見たけど、骨折したの?)

 

Chris
My neighbor broke his leg and now he’s walking with crutches.
(近所の人が脚を骨折して、松葉杖で歩いてるんだ。)

 

捻挫

捻挫のことは Sprain と言い、これも名詞としても動詞としても、また Sprained wrist のように「捻挫した(体の部位)」という形容詞としても使います。

Jenna
I heard that Chris sprained his wrist playing basketball.
(クリスがバスケしてる時に手首を捻挫したらしいよ。)

 

ちなみに「突き指」も要は指の捻挫ということで、

Tim
I can’t cook now because I have a sprained finger.
(突き指してるから今は料理できない)

などと言うことができます。

また、捻挫までいかないけどひねってしまうことはそのまま Twist(ひねる) という言葉で表します。

April
Brad twisted his ankle on his way home last night so he won’t be coming to play soccer today.
(ブラッドは、昨日の夜帰り道で足首をひねっちゃったから、今日のサッカーには来ないよ。)

 

脱臼

脱臼することを Dislocate と言い、その次に体の部位を入れて

Sally
My daughter used to dislocate her shoulder all the time when she was little.
(うちの娘は小さい頃しょっちゅう肩を脱臼してた。)

などと言います。

 

むち打ち

これは面白いことに直訳的に Whip lash という言い方をします。たまたま全く同じ表現なのか、どちらかがどちらかの訳語なのか、それともどちらも共通言語からの翻訳なのか、知っている人いたら教えてください!

Jenna
I heard you got rear-ended last week. How are you doing?
(先週うしろの車に追突されたって聞いたけど、大丈夫?)
Chris
I got some mild whip-lash but otherwise I’m fine. Thanks for asking.
(軽いむち打ちだけで、あとは大丈夫。聞いてくれてありがとう。)

※後続車に追突されることを Get rear-ended と表現します。

 

ぎっくり腰

「ぎっくり腰になる」ことを Throw(誰々の) back out. という言い方で表します。Back が「背中」のことですが、英語では「背中」と「腰」を日常会話で区別することをせず、両方 Back で表します。「腰」の部位であることを強調したい時には Lower back(下の方の背中)という言い方をすることもありますが、基本的には腰のことも Back と呼ぶのが一般的です。

Tessa
My husband threw his back out and he’s staying home from work.
(うちの夫がぎっくり腰になっちゃって仕事休んでるの。)

 

つる

体の一部が「つる」ことを (My legなど) cramped up または Get a cramp と言います。Get a leg-cramp のようにつった部位を付け加える言い方もよく聞きます。

John
The scariest moment of my life was when I realized I got a leg-cramp while swimming far from shore in the ocean.
(人生で一番怖かった瞬間は、海で岸からけっこう離れた所で泳いでた時に足がつったことに気づいた時だな。)

 

また Cramp というのは、筋肉などが痛みを伴って激しく収縮したり硬直したりする現象全般を指し、「脚などがつる」以外にも、たとえば生理痛の痛みや陣痛について使われる時もあります。

 

 

 

これで一通りのケガはカバーできたかな?と思います。

「How have you been? (最近どうしてた?)」などと聞かれて近況報告する時など、使う機会があるかもしれません。または「What happened?(これどうしたの?)」とケガについて聞かれた時にも使える表現なので、是非機会があったら使ってみてください!

 

ではでは今日はこのへんで!

 

 

 

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