「妻のつわりがひどくて・・」妊娠出産に関する英語まとめ

 

私は2011年に一人目をアメリカで出産し、2014年に日本で2人目、2017年に日本で3人目を出産しました。

自分が産むまでは、「つわり」だの「破水」だの、英語では全然知りませんでした。英語の教材でもあまり見ることが少ないような気がします。自分や周りが子どもを産んで育ててるという人はすごく多いですし、プライベートの話をする時にそういう話題になることも多いはず!ということで、今回は妊娠・出産に関する英語表現を集めてみました。

妊娠についてしか使わない専門的な用語も多いので、音声をぜひ参考にしてみてください。

妊娠に関する基本ワード

妊娠

「妊娠」は Pregnancy

「妊娠する」は  Get または Become pregnant

または Conceive とも言います。

Tessa
I got pregnant with my first child the year after we got married.
(結婚して翌年には第一子を妊娠しました)

Ben
We struggled to conceive for years.
(私たち夫婦は何年も妊娠できませんでした。)

こんな使い方をします。

 

妊娠に関する名称

「子宮」 Uterus

「胎児」は 正式には Fetusと言いますが普通の会話では Baby です。

「胎盤」は Placenta

「羊水」は 医学用語では amniotic fluid ですが、一般的には単に Water という言い方をします。

「へその緒」は Umbilical cord 

 

妊婦検診など

妊婦健診

Prenatal checkups と言いますが、単に Prenatals と言ったり Checkups と言ったりすることもあります。Prenatalとは「出産前の」という意味の言葉で、妊婦用サプリメントを Prenatal supplements と呼んだりします。

 

予定日

「予定日」Due date で、予定日の聞き方は二つあります。

Jenna
When’s your due date?
(予定日はいつですか?)
Jenna
When are you due?
(予定日はいつですか?)

 

超音波/エコー検査

Ultrasound と言います。日本では健診のたびにエコー検査をしてくれる所が多いと思いますが、アメリカで産んだ時は、エコーは3回ぐらいしかありませんでした。

また、日本では産婦人科のお医者さんが健診の時にエコー検査をされることが多いですが、アメリカでは Ultrasound technician と呼ばれるエコー検査技師が行うこともあるようです。

 

産婦人科(医)

OB/GYN
(読み方は「オブジェン」またはアルファベットをそのまま読んでオービージーワイエンです)
これは Obstetrician(産科医)と Gynecologist(婦人科医)の最初の数文字を組み合わせたものです。

 

前期・中期・後期

前期・中期・後期はそれぞれ First trimester, Second trimester, Third trimester と言います。


つわり

まず前期といえば多くの人がつわりに苦しみますね。。英語では Morning sickness と言います。

朝だけ気持ち悪いってことは全然ないと思うんですが、なぜかこういう言い方をします。この表現のせいでつわりは朝だけだと思ってる男性も多いらしいです。All day sickness とかに変えた方がいいですよね!

Tessa
I had pretty bad morning sickness with my second one.
(二人目の時はつわりがけっこうひどかったです)
John
My wife is having pretty bad morning sickness.
(妻のつわりがひどいんです)
ちなみに私は1人目は吐きづわり、2人目は食べづわり、3人目は寝づわりでしたが、英語ではこういうつわりの種類を表す言葉は一般的にはありません。代わりに
Ann
Smell of food makes me nauseous.
(食べ物の臭いで吐き気がする)
April
I’m just always super tired.
(常にものすごく眠い)
などと普通に症状を描写します。

あとつわりに関連してよく聞く言葉として
 Cravings(クレイヴィングス)というのがあり、これは「どうしても食べたくてしょうがないもの」という意味です。妊娠中以外でも使います。私は妊娠中食べたくてしょうがなかった特定の食べ物というのはありませんでした。
 

胎動

さて、次に中期に入ってくると、胎動を感じ始めますよね。
これはは「赤ちゃんがキックする」という言い方をしたりします。
April
I felt the baby kick for the first time last night!
(昨日初めて胎動を感じたの!)
または単に「動く」を使って
Tessa
 Baby’s moving a lot today.
(今日はすごい胎動してる)
という言い方もします。
 

妊娠中のトラブル

 妊娠にはトラブルもつきものです。

早産

Premature birth といいます。
ちなみに日本ではよく聞く「切迫早産・流産」というのは、調べると Threatened premature labor と出てきますが、アメリカではほとんど聞いたことがなく、切迫早産で入院するという話も聞いたことがありません。アメリカは日本と比べて健康保険がそこまで手厚くないため、本当に危険な状態でなければ入院することは稀です。

逆子

Breach baby です。

Chris
The baby is in a breach position.
(赤ちゃんが逆子になっている) 

といった使い方をします。

 

流産・死産

「流産 Miscarriage で、
「流産した」は  I had a miscarriage または She miscarried the baby. と言います。
「死産」は Stillborn が「死産で生まれた子」を意味する言葉で、
Sally
 My first baby was a stillborn.
(最初の子は死産でした)
となどと言います。

出産!!

前駆陣痛

いよいよ出産が近くなると、前駆陣痛がある人もいますね。
英語では Braxton Hicksと言います。
多分最初にこの現象を研究した研究者の名前だと思われます。

Tessa
I can’t tell if it’s Braxton Hicks or real labor pain.
(前駆陣痛なのか本当の陣痛なのか分からない。)

日本語の「前駆陣痛」だとなんとなく意味は分かりますが、Braxton Hicks は妊婦さんや出産経験者でないと知らない言葉だと思います。

おしるし

Bloody show と言います。ちなみに私はおしるしがあったのは3人目だけでしたよ。
Sally
I gave birth 5 times but never had a bloody show.
(5回出産したけど一度もおしるしはなかった。)

陣痛

LaborまたはLabor painです。

「(子宮)収縮」という意味の Contraction を使って表すこともありますが、子宮収縮による痛みを意味する言葉ではありません。妊娠中にお腹が張ることも要は子宮の収縮なので、Contraction を使って

Jenna
I’m having a lot of contractions.
(たくさんお腹が張っています)

という言い方をします。
 「今、陣痛中だ」というのは She is in labor. という言い方をします。


破水

「破水した」は My water broke. 
と言います。シンプルですね!
誰かについて言う時は My の部分を変えて Her water broke. My wife’s water broke. などと言います。


出産

出産のことは Labor and delivery といい、

Labor が陣痛の段階で  Delivery が出産そのもの、という意味合いです。

日本語で「デリバリー」と言えば「配達」というイメージが強いですが、「分娩」という意味でも使われます。「出産する」ことを Deliver the baby と言ったりもします。


帝王切開・自然分娩・無痛分娩

帝王切開は Caesareanまたは C-sectionと言います。

「帝王切開」の英語を知ってから、「帝王」って Caesar(カエサル)のことなんだ、ということが分かりました。
Tessa
I had a C-section with my third child.
(3人目の子は帝王切開だった。)
帝王切開ではない膣出産のことを Vaginal birth、自然分娩 のことは Natural birth と言います。
無痛分娩のことは、使用される麻酔が硬膜外麻酔であることから、「硬膜外」を意味する Epidural を使って表すことが多いです。
Tessa
I was planning on having epidural but it was progressing too fast and I ended up not getting one.
(無痛分娩の予定だったけどお産の進みが早すぎて結局麻酔をしなかった。)
アメリカでは無痛分娩率が非常に高く、私が出産した産院でも97%の人が無痛分娩で産んでいると言われました。

その他

助産師 
OB/GYN nurse (産婦人科の看護師)
Delivery nurse (お産専門の看護師)などと呼びます。

自宅に来てくれる助産師さんのことは Midwife
「未熟児」は Premature baby と言い、口語では Preemieとも呼ぶこともあります。
 「保育器」 Incubator  です。

 

 

 

あ、これで大体赤ちゃんが出てくるまではカバーできたでしょうか!

でもこれから待ったなしの子育てが待っていますね。
次回は産んだ後の最初の1年間にまつわる英語表現を紹介していきたいと思います!

 

今日はこのへんで!

 

 

 

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