今日は、日本で暮らしているとよく聞く、ちょっと違和感を感じる英語の言い回しについてです。
その表現というのがずばり
See you!
というやつ。
特に英語教室に通っているお子さんによく言われます。「じゃあね!」「バイバイ!」という意味で普及しているようですが、実はこれ、少なくともアメリカ英語ではほぼ使わないんです!
See you を使うなら、
なり
なり
なり、必ずそのあとに何かをつけて使います。
See youだけで言う時は、ほぼ必ずと言っていいほど
See ya!
と You の崩れた形である Ya を使います。
言いたいことは分かるし、必ずしも間違ってもいないんですが、とても不自然な言い方なので日頃から気になってしょうがないんです。一体誰が日本で流行らせたんでしょうか?
それとも、アメリカの西海岸では言わないだけで他の地域では普通に使われている表現なんでしょうか??うーん。。
何か情報を知ってる方がいたらコメントで教えてください。
ちなみに子ども向けの冗談(?)で、
See you later, alligator!
と言ったりすることがあります。
Later(あとで)と Alligator(ワニ)に韻を踏ませています。
それとセットのような感じで言うもので、
After a while, crocodile!
というのもあります。
これも A while(しばらく)と Crocodile(ワニ)が韻を踏んでいます。
After a while というのは「バイバイ!」という意味でよく使われるフレーズではないんですが、「See you later, alligator」とワニしばりでセットにするために無理矢理に生み出された表現と言えるかもしれません。
※ちなみに日本語では両方「ワニ」ですが、Alligator と Crocodile はワニの二つの種類だって知ってましたか?詳しくは検索してみてください・・。
日本の教育現場でなぜか定着してしまった不自然な英語表現、まだまだ色々あるかもしれませんね。せっかく英会話を学ぶなら、小さい頃から正しいフレーズで身に着けていきましょう!
それでは今日はこのへんで!