「うるさい」にも色んな種類がありますよね。今日は日本語で「うるさい」と言う色んなシーンで使える英語を紹介していきます。
目次
Be quiet
静かにしてほしいという意味で、うるさくしている人に「うるさい!」と言う時は、ダイレクトにこれです。日本語では、「うるさい」と人に伝える=「静かにして」と頼んでいる、という暗黙の了解が成立しますが、英語には、静かにしてほしいなら、ただ「うるさい」と伝えるだけでなく、「静かにして」と直接的に言うという文化背景があると思います。
Keep it down
これも「静かにして」という意味の「うるさい」として使う表現で、声などのボリュームを下げて、という意味合いです。Keep your voice down(声が大きいから少し抑えて) と言うこともできます。
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Shhh! / Shush! / Hush!
Shhh! は日本語の「シー!」に当たり、Shush と Hush はどちらも「静かに!」という意味の言葉です。Shush は「静かにしろと言う」という意味の動詞としても使うことがあります。
(テサに静かにって注意されると子どもみたいな気持ちになる。)
(分かる!)
Loud / Noisy
「(音が)大きい」「騒々しい」=「うるさい」という意味です。そのままでも「うるさい」になりますが、So loud 、 Too loud、Super loud などと付け足すと、より「うるさい」感が出ます。
(この部屋すごくうるさくて頭痛がしてきた。)
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(子どもたちがすごくうるさくてごめんね。)
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(音楽がちょっとうるさいんだけど、ちょっと音量下げてくれない?)
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Leave me alone
「ほっといて」と言う意味で「うるさいな」と言いたい時にはこれが定番フレーズです。
(いつ結婚するの?)
(うるさいな。)
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Shut up
Shut up は真顔で言ってしまうと実はかなり失礼なニュアンスになりますが、「も~やめてよ~」と言うような状況で使うことがあります。音量が大きいという「うるさい」ではなく、相手にからかわれた時などに「うるさいな~」というニュアンスです。冗談で言ってることが分かりやすいように笑顔で、なおかつTPOや相手を選んで使ってみてくださいね。
(ほらジェナ、あそこに未来の彼氏がいるよ!話しかけてきなよ!)
(も~うるさいな~!話したこともないんだから。)
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この使い方は、若い女の子が多いかな?と思います。
Particular
これは「あの人は〇〇のことにはうるさい」、つまり「こだわりが強い」という意味の「うるさい」になります。Particular は「特別の」とか「特定の」といった意味合いですが、人を描写するのに使った場合は「こだわりが強い」といった意味になります。
(クリスは音響設備のことになるとすごくうるさい。)
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Bug
Bug を動詞として使って、「Bug 誰々」と言った場合、相手に嫌がられることをする、というような意味になります。そこで、人に繰り返し何かを念押されたり、せがまれたりするという意味の「うるさい」として使うことができます。
(先生が遅刻するなってうるさいから、最近早起きしてる。)
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(ジェナがヨーダの声やってってうるさいからやったら全然似てないって言われた。)
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親が「うるさい」
「うるさい」という日本語、親に関して使うこともけっこう多いような気がしますが・・、これは一つぴったりくるものが思いつかなくて、何パターンか考えてみました。
(私が若い時は、うちの親は門限とかにうるさかった。)
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※「門限」は Curfew と言うことが多いです。
(親が勉強しろとうるさい。)
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(母親が会うたびにヒゲ剃れとうるさい。)
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具体的な事柄についてではなく、全体的に親が「うるさい」と言うには、Overbearing(高圧的・威圧的)とか Micromanaging(細かいことまで口出しをしてくる)などの形容詞を使って表せるかなと思います。
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こうして見ると、日本語の「うるさい」にはたくさん意味があるんですね!
まだまだ他にも「うるさい」と訳せる英語がいっぱいあると思います。見つけたらコメント欄で教えてください!
では今日はこのへんで!