人の話を聞く時に、色々な反応を示すための相づち。
「Really?」は割となんにでも使えるので便利ですが、いつもいつも同じ相づちではつまらない！そんな英会話上級者の方に、色々な英語の相づちをご紹介します。
目次
- 1 Uh huh / Mmm hmm
- 2 Right. / Right?! / That’s right!
- 3 Yikes.
- 4 Oh wow!
- 5 Seriously? / Are you serious?
- 6 Really?
- 7 Okay? / And?
- 8 Oh my gosh!
- 9 No way!
- 10 Aww
- 11 You’re kidding me. / Are you kidding me? / You’re kidding!
- 12 He didn’t!
- 13 Whoa!
- 14 How do you mean? / How so?
- 15 Huh.
- 16 Hmmm.
- 17 I know! / I know right?
- 18 That’s ＋形容詞
Uh huh / Mmm hmm
相づちの王道。「うん、うん、」という感じで、話を聞いていることを示すためのニュートラルな相づちです。「Uh huh」は口を開いて、「Mmm hmm」は口を閉じて言うという違いはありますが、意味もニュアンスもまったく同じです。
（今日の午後、スーパーに買い物に行こうと思ったんだけど、）
（うん）
（家に財布置いてきたことに気づいて行けなかったんだ。）
「うん」と同じでもともと「Yes」という意味なので、その意味で使うこともあります。
（来週のピクニック来る？）
（うん。）
※ちなみにアメリカ英語の会話においては、日本語の会話で「うん、うん」と相づちを打つほどの頻度では「Uh huh」を言わないという特徴があります。すごく長い話しでなければ、基本的に黙って聞くことが多く、日本人からすると、「聞いてる？」と不安になることもあります。
Right. / Right?! / That’s right!
この Right は「正しい」の Right ですが、「うんうん」ぐらいの意味の相づちとして、とてもよく使われます。
（ずっと妹に一緒にジムの会員になろうって誘ってたんだけどさ）
（うん。）
（先週ついに妹が折れて、やろうっていうことになったの。）
言い方によっては「でしょ？！」にもなります。
（このベーグル、今まで食べたベーグルの中で一番おいしい。）
（でしょ？！）
Oh, that’s right! にすれば、「あ～そうだった！」と、相手に言われて思いだした時に使えます。
（１月にそのことについてミーティングするって言ったの覚えてる？）
（あーそうだった！）
（そうなの。だから、今週金曜の午後３時頃に時間あるかどうか聞こうと思ってたんだ）
Yikes.
「うわー・・」「げー！」といった、ネガティブな反応を表す相づち。
（先週動物園で、彼氏だと思って間違えて全然知らない人の手を握っちゃってさ。）
（うわー。）
（そうなの。すごい気まずかった。）
Oh wow!
「えー！すごい」「へー！」と、相手の言ったことに対する驚きや感心を表す相づち。
（今朝は５時に起きて５キロぐらい走ってから、ジムで２時間筋トレしたんだ。）
（すごい！）
（週３回ぐらいはやってるんだ。）
Seriously? / Are you serious?
「うそでしょ？」「ほんとに？」という意味の相づち。Really? よりも頻繁に使われるかもしれません。ニュアンスとしては Really? よりももっとびっくり度が上になります。
（今職場に９人ぐらいインフルエンザの人がいるんだ。）
（ほんとに！？）
（うん。だから上司が今週はみんな自宅勤務にしようかどうか考えてる。）
（うちの隣りに住んでる人が、昨日の夜アパートのすぐ外で追いはぎに遭ったって聞いた？）
（それほんとに！？）
（まだ犯人捕まってないから、気を付けた方がいいよ。）
Really?
おなじみの、「ほんとに？」「そうなの？」という相づち。そこまでびっくりしたニュアンスにはなりません。
（テキサスに住んでたスーザンおばさん覚えてる？こっちに引っ越してきたんだよ。）
（そうなの？）
（うん。今週末ジョンと私で子ども達と一緒に訪ねに行くんだ。一緒に来る？）
（行く！楽しそう。）
Okay? / And?
相手の話しの先がよく見えない時や、話しが宙ぶらりんな時に、続きをうながす相づち。「・・それで？」というようなニュアンスです。
（ここ数週間、右目がぼんやりするから眼医者に行ったんだ。）
（で？）
（何も異常は見つからなかったんだ。）
「And?」は「それでそのあとどうなったの？」というニュアンス、「Okay?」は「だから？」「何が言いたいの」というニュアンスになります。
（このセミナーにすごく行きたいんだけど、足がないんだ。）
（それで？）
（だからクリスに車出してもらえないかなと思って。）
Oh my gosh!
言い方によって、同情から驚き、怒り、喜びなど、あらゆる感情を現わせる万能相づちです。
（ディズニーワールドのチケット２枚当たった！）
（えー！ほんとに？）
上の例は喜びですが、こちらは驚き。
（ティムの犬が逃げちゃったの覚えてる？家から80㎞ぐらい離れた所の線路の近くで見つかったんだよ。）
（そうなの？！）
（すごい話しじゃない？）
No way!
「うそでしょ！」という意味の相づち。
（今トイレにレオナルド・ディカプリオがいたっぽい！）
（うそでしょ！）
（あれは多分本物だったよ。）
相づちではなくて返事として言った場合は、「絶対やだ！」という意味になります。
（あたしヴィーガンになろうと思うんだ。一緒になろうよ。）
（絶対やだ。）
※「ヴィーガン」というのは「ベジタリアン」のさらに厳しいやつで、肉・魚だけでなく、動物由来の食品（卵、乳製品、はちみつなど）を一切口にしない人のことです。
Aww
「かわいそう」または、「かわいい」「ほほえましい」「ありがたい」「うれしい」といった感情を表す相づちになります。
これについては過去記事をご覧ください！
Eww Aww Pshhをマスターしてこなれよう！
You’re kidding me. / Are you kidding me? / You’re kidding!
「冗談でしょ！」「うそ！」という相づち。「Seriously?」とほとんど同じニュアンスですが、特に「Are you kidding me?」に関しては若干怒っているニュアンスが加わる時があります。
（ジョンの親友のジェイク覚えてる？ブラッド・ピット主演の映画に出演するらしいよ。）
（うそでしょ？！）
（多分小さい役だろうけど、もう何年も俳優やってオーディション受けてたから、すごいうれしくて。）
次に若干怒りのニュアンスのあるパターン。
（車の保険会社と今電話してたんだけど、自分の車の修理代は保険出ないんだって。）
（うそでしょ？）
（まあ、多分ずっと前に保険の内容見直しておくべきだったんだな。）
He didn’t!
「彼がそんなことをしたなんて信じられない！」という意味の相づちになります。主語は She でも They でも代用可能です。No they didn’t! というふうに 頭に No を入れることもあります。
（今週末、最新のスターウォーズ見に行くのすごい楽しみにしてたのに、ブラッドが遊びに来てた時に結末バラされた！）
（えー！）
（ブラッド最低じゃない⁉）
Whoa!
相手の話しに対する軽い驚きや感心などを表します。もともとは馬などの動物を落ち着かせるために掛ける「ドウドウ」を意味する言葉です。
（ブラッドが明日彼女にプロポーズするって言ってた。）
（おーっと。）
（ね。ちょっと焦ってるんじゃないかと思って心配。）
How do you mean? / How so?
「それってどういう意味？」「たとえばどんな風に？」と、補足説明を求める相づち。
（ノアの学校の友達が悪影響のような気がする。）
（どういう意味で？）
（うーん、暴力的なゲームにはまってる子が多くて、ノアにはまだ早いような気がするの。）
※「First Person Shooter」というのはビデオゲームのシューティングゲームのジャンルの一つで、ゲームの画面が自分が武器を持って戦っているような視点になっているゲームです。
Huh.
「へー。」「そうなんだ。」というニュアンスの相づち。「へー！」というびっくり感はありません。
（さっき知ったんだけど、太陽に行くのに旅客機のスピードで行っても１９年かかるんだって。）
（へー。）
Hmmm.
「うーん・・」など「考え中」といったニュアンスの相づち。
（今年は期せずしてボーナスがもらえるみたいだよ。貯金するか旅行行くかどっちにする？）
（うーん・・。）
（僕は旅行に行きたいな。）
I know! / I know right?
「でしょ？！」「そうだよね！」という強い同意を表す相づち。
（この椅子すごく座り心地いい！）
（だよね⁉）
（いくらするんだろう。）
（今日モールの近くでガソリンが１ガロン４ドルだった！あり得ない！）
（ほんとだよね！）
※１ガロン＝３．７８リットル
That’s ＋形容詞
話しの内容に合わせて色んな形容詞を入れることができます。
（この靴見て！１足５ドルだって！）
（安い！）
（だよね⁈でもどのぐらい持つんだろう。）
いかがでしたか？英語の会話では日本語ほど相づちを打たないのが特徴ですが、それでも色んな相づちがありました。いつもの会話に変化をつけてみてください。
それでは今日はこのへんで！
