Swear words シリーズ第3回は、ついに代用語特集です!
TPOや相手を一歩間違えるととても失礼になってしまったり、気まずくなったりするリスクをはらんでいる Swear words. しかしSwear wordsの入った表現やフレーズはあまりにも多くて、もはやそれなしでは日常会話が成り立たないレベル!
ということで、割と安心して使える代用語を一挙にご紹介します。この記事には例文の音声もつけてるので、たくさん練習してマスターしてみてください!
前回までの記事はこちら↓
Swear wordsシリーズ第1回「そもそもSwear wordsって?」
Swear wordsシリーズ第2回「Swear wordsの種類と使われ方」
F-wordの代用語
F-wordの代わりに安心して使えるのは、
Freak, Frick, Fudge, Eff, Friggin などです。
※Eff というのはアルファベットの「F」のことです。
Aw, frick!
That’s freaking crazy!
What the fudge!?
It’s effing awesome.
などなど。ただF-wordに関しては、子どもがいる状況ならまだしも、いい大人がわざわざ代用語を使うのは若干恥ずかしい感じになります。だったらもう観念して f-word を使うか、このあと紹介していく、もっとマイルドなニュアンスになる他のSwear wordの代用語を使うことが多いようです。
Sh*it の代用語
Sh*t の代用語としてアメリカで現在よく使われているものには
Shoot と Crap があります。
置き換えの例としては以下のようなものがあります。
Sh*t! ➡ Shoot!
Full of sh*t ➡ Full of crap
Sh*tty ➡ Crappy
Don’t give me that sh*t
➡ Don’t give me that crap
Cut the bullsh*t
➡ Cut the crap
Holly sh*t! ➡ Holy cow! / Holy crap! など
Bullsh*t ➡ Bull (「Oh that’s bull!」など)
ちなみに Crap というのも「う〇ち」を意味する言葉で、小さい子どもの周りで連呼するのはやはり若干ふさわしくない感があります。
上のリストの中で、小さい子どもの周りでもまったく問題ないものとしては
Shoot! と Holy cow! の二つぐらいかもしれません。
(あーしまった!注文間違えたっぽい。)
(まだキャンセルできる?)
(いや、もう発送済みだ。あーあ。)
(うわマジかよ!これお前んち?)
(そうだよ。親が金持ちなんだ。知ってると思った。)
(あのさテサ、なんか俺、また鍵の置き場所を間違えちゃったっぽいんだけど。)
(そういうごまかし方やめてよね。失くしたって言いなよ。)
Damn の代用語
Damn の代用語は
Darn と Dang になります。
Darn と Dang のどちらを使うかはその用法によって大体決まっていて、置き換えの例はこんな感じになります。
Damn it! ➡ Darn it! / Dang it! どちらでもOK
Damn! ➡ 感心した時は Dang!
➡ 悔しや失望を表すには Darn!
➡ びっくりした時は Dang!
フレーズの間にさしはさむ時
➡ どちらでもOK (「Pretty dang good!」「So darn cute」など)
(うわー!)
(どうしたの?)
(テーブルに足の指ぶつけた。)
(あーしまった!買った食材お店に置いてきちゃった!)
(ちょっとエイプリル!豚ひき肉じゃなくて牛ひき肉買ってきてって言ったじゃん!)
(何よ、おんなじことじゃん)
(全然違うんだってば!)
Hell の代用語
Hell の代用語は
Heck の一択です。
置き換えられる例としては、
What the hell? ➡ What the heck?
過去記事:What the heck?の使い方
Hell no. ➡ Heck no.
(一回開封しちゃってるから、全額返金はできないみたいよ。)
(いやいや、払った分は全部返してもらうから)
Hell yeah! ➡ Heck yeah!
(俺たち今年は絶対優勝するぞ!)
(よっしゃー!)
Heck of a +名詞
(すごいスピーチだったなぁ!)
文頭にHeck だけで言う
(今日の午前中、庭仕事手伝ってくれない?)
(いや、必要なら一日中でも手伝えるよ!)
形容詞 +as heck
(今の超怖かったんだけど!)
前回記事で紹介した Hell の使い方の中で、「Like hell」というのはあまり Heck で代用されてるのを聞かない気がします。
代用できないSwear word
代用語がないものというのもあり、Bitch や Ass や C-word などがこれにあたります。
Ass に関しては、実際の「おしり」のことを話題にしているなら
Butt がアメリカで最も一般的に「おしり」を意味する単語ですが、アメリカ文化では「おしり」について言及したり話題にすること自体はばかる風潮があります。そのため、婉曲表現が豊富です。
アメリカでよく聞くものとしては
Bum, Bottom, Behind, Backside, Tush, Buns, Rear end などがあります。
冒涜系ワードの代用語
最後に冒涜系ワードの代用語を紹介していきます。これはクリスチャンでなければ特に意識して代用する必要はないものですので、参考までに目を通してみてください。
Jesus! ➡ Jeez!
Oh my God! ➡ Oh my gosh!
➡ Oh my goodness!
➡ Oh my word!
Oh my God の代用フレーズはもっとたくさんあるのですが、上の3つがアメリカで(カリフォルニアで?)一番よく聞くものです。
まとめ
いかがでしたか?Swear word もその代用語も色んな感情を表すために挿入されるものなので、こういったフレーズが自然に口をついて出て来るようになったら、英語で話すのがかなりこなれてきているしるしだと思いますよ。
3回シリーズにまで発展してしまった Swear words でしたが、参考にしていただけたらうれしいです!
それでは今日はこのへんで!